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フィリピンのニッケル生産、2020年に3%増加

Mining Weeklyがロイター通信を引用して伝えたところによると、フィリピン政府のデータによると、新型コロナウイルス感染症の流行が一部のプロジェクトに影響を及ぼしているにもかかわらず、2020年の同国のニッケル生産量は前年の32万3,325トンから33万3,962トンと3%増加する見込みだという。しかし、フィリピン地質鉱物資源局は、鉱業は今年も依然として不確実性に直面していると警告した。
2020年現在、この東南アジアの国にある30のニッケル鉱山のうち生産量が報告されているのは18のみである。
フィリピン地質鉱物省は声明で「2021年も新型コロナウイルス感染症の流行は生命と生産を脅かし続けるだろうし、鉱業には依然として不確実性が存在する」と述べた。
隔離制限により、鉱山会社は労働時間と人員の削減を余儀なくされている。
ただ同庁は、ニッケルの国際価格の上昇やワクチン接種の進展により、鉱山会社は鉱山を再開して生産を速やかに拡大するほか、新たなプロジェクトも開始するだろうと述べた。


投稿時間: 2021 年 3 月 12 日