ポリメタル社は先日、極東にあるトムトール鉱床(ニオブおよび希土類金属)が、世界三大希土類鉱床の一つになる可能性があると発表した。同社はこのプロジェクトの株式を少数保有している。
トムトールは、ロシアがレアアース生産拡大のために計画している主要プロジェクトである。レアアースは、防衛産業や携帯電話、電気自動車の製造に使用されている。
「トムトール鉱山の規模と品位は、この鉱山が世界最大級のニオブおよび希土類鉱床の一つであることを裏付けている」と、ポリメタルズ社のCEO、ヴィタリー・ネシス氏は発表の中で述べた。
ポリメタル社は大手金銀生産会社であり、このプロジェクトを開発したスリーアーク・マイニング社の株式9.1%を保有している。ヴィタリ氏の弟でロシア人実業家のアレクサンダー・ネシス氏は、このプロジェクトとポリメタル社の株式の過半数を保有している。
ポリメタル社によると、スリー・アークス社は現在、プロジェクトの資金調達の実現可能性調査の準備を開始しているものの、ロシア政府から特定の許可を得ることが困難であり、また、パンデミックによる遅延のため設計面でも依然として課題を抱えているという。
銀鉱山会社は1月、パンデミックの影響でトムトール・プロジェクトが6~9ヶ月遅れると発表した。当初は2025年に操業開始予定で、年間16万トンの鉱石を生産する見込みだった。
予備的な推定によると、オーストラリア合同鉱石埋蔵量委員会(JORC)の要件を満たすトムトールの埋蔵量は、ニオブ酸化物70万トンと希土類酸化物170万トンである。
オーストラリアのマウント・ウェルド(MT Weld)とグリーンランドのクヴァネフィエルド(Kvanefjeld)は、他に2つの最大の希土類鉱床である。
投稿日時:2021年4月26日